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相続による権利の取得に関して、対抗要件を備えることが必要になったということですが、その対抗要件とは、いったいどのようなものなのですか?

2021.09.21

A


相続する権利の種類によって、備えるべき対抗要件は異なります。

(解説)
相続による権利の承継について、対抗要件が求められますが、この場合の対抗要件は、通常権利を譲渡する場合等に求められる対抗要件と同じです。

そのため、不動産の場合には、登記が求められるということになりますし、動産の場合には、引渡し等が、債権の場合には、債務者に対する通知または債務者の承諾が必要になる、ということになります。

(執筆者・竹田)

この記事を担当した弁護士
弁護士法人かばしま法律事務所 パートナー弁護士 竹田 寛
保有資格弁護士
専門分野相続
経歴宮崎県日向市で出生
九州大学法学部卒業
九州大学法科大学院卒業
弁護士登録
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