相続によって依頼者2名に合計450万円が支払われた事例
- 2025.10.29
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事案の概要
依頼者は死亡した方の妻と長男であった。
他の相続人は、死亡した方の二男であった。
遺産は預貯金600万円であったが、二男が、「おれが管理する」といって通帳を持っていき、以後、依頼者らが遺産を取得できないという状態が続いた。
そこで、依頼者2名より、遺産分割交渉の依頼を受けた。
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結果
相手方に、遺産の内容と当方が考える遺産分割の提案を記載し、さらに応じない場合には調停を申し立てる旨も記載した書面を送りました。
相手方と何度か電話のやり取りをしたが、調停をいやがったため、当方で作成した遺産分割協議書を送付し、それに署名押印してもらって、返送してもらい、遺産分割を完了させました。
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解決のポイント・解決までの流れ
本件では、当事者同士では感情のもつれから話し合いが進まない状況でした。その中で、当方が代理人として通知をした結果、感情面で交渉が進まない状況が変化し、最終的に遺産分割協議が成立しました。
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解決までの期間
受任から和解成立まで6か月
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当事者の感想・様子
依頼者の請求が概ね認められ、大変、満足していただけました。
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担当弁護士からのメッセージ

感情のもつれから、遺産分割交渉が進まないケースは多いです。
これを解消して前に進めるためには、弁護士が代理人になって、具体的な提案をして進めることが有益なケースが少なからずあります。
同様のケースで困っている方は、一度、弁護士にご相談ください。



















